食洗機の中で何が起こっているのか?
食洗機の中で一体何が行われているいるのか食洗機の中にカメラを入れてみてどのようになっているか撮影した様子が話題になっていました。
Facebookに寄せられたコメントがすばらしかったので転載させていただきます。
食器洗い機の水流は公園などにある芝の水やりをする噴水からヒントを得ています。
昔は水流で洗い流そうと考えてましたが、どうしても洗浄力が上がらないので、洗剤の改良も行われました。
特に難しいといわれたのが、生卵の残り汁や口紅などの化粧品です。
生卵はお湯に当てると固まってしまいますし、口紅は粘度があり高温のお湯でも落ちきらないものでした。
なので、専用洗剤の開発によって、生卵などのたんぱく質を分解する酵素の配合や、食用油だけではなく口紅も溶かせるようなものになっています。
なので、水流で洗うというより水流を多く食器に当てると言った方が正しいかもしれません。
9年位前に食器洗い機ブームがやってきましたけど、この時、その水流のノウハウや方法にメーカーごとに違いがあり、同じ汚れと同じ洗剤を使っても洗浄力に違いがありました。
やっている工程は同じなんですけど、庫内で水流が当たりにくいデッドゾーンがある機種だと、洗浄力に差がでました。
これは、縦長だったり薄く省スペース化を優先したために起こる事でした。
現在はパナソニックくらいしか残ってないので、比較する対象があまりありません。
また、ミストなどを使ったものもありますが、あれは口紅対策だと言われています。
やはり化粧品メーカーやタイプによって落ち方に未だ差があるらしく、家電メーカーも把握し切れないほどの数があるので、日々改良が重ねられているものらしいです。
ちなみに、主婦の方で「汚れが落ちてない」と言われる方がいますが、あれは「食器の入れすぎ」「食器を正しく入れてない」が原因です。
食器乾燥機を使っている方に多いのが、入れすぎです。
乾燥だけなので詰め込んで入れても乾きますが、食器洗い機は洗えません。w
正しい入れ方については説明書にも記載されていますけど、食器を立てて入れることです。
カタログの写真のように出来るだけ綺麗に並べると、しっかりと水流があたるよう設計されています。
あとは、一度に洗いきりたいという気持ちに負けて突っ込んでしまう人ですね。^^;;
個人的には10年前まで主流だったボックス型の食器洗い機の復活を望んでいます。
あれが一番水流を当てるのに無理の無い形です。
円形で回転しますからね。w
それと、ある程度大き目の食器も入りますしフライパンなども入れれます。
宮本 博史 さんから
撮影には、GoProが使われている。
撮影に使われた機材
Go Pro 【GoPro NIPPON国内正規品】 GoPro HERO3+ ブラックエディション アドベンチャーCHDHX-302-JP